という理論。
本業があって時間が限られるから
できない！とか、成果が出ない！とか
本業がなくなればもっと成果が出る！とか
そう考えて、会社を辞めても
実はうまくいきません。
僕は実体験もしてますが、
これにはちゃんと理由があります。
単純な理屈としては、
会社をやめれば時間が増えて
作業量が何倍にもなるはずです。
成果＝質×量 という
数式に当てはめるならば、
成果は上がりそうです。
さらに言えば、
質は量から作られるという考え方で
成果＝量×量 と思えば
もはや会社をやめることこそ
最高の選択肢に思えます。
ところが8割の人は、
会社をやめるとどうなるかというと、
むしろ成果が下がります。
なぜか。
これには3つの理由があります。
理由①リズムが作れない
会社があると、時間が限られ
朝ちゃんと起きるとか、
隙間時間にやろうという
意志が働く仕組みがあります。
これが自由になると、
自分の生活パターンを決めて
自分を律することができないと
怠けてしまいます。
ほとんどの人が、
そもそも生活パターンを決めず
決めてもそれ通りに動けません。
起業家仲間を巻き込んで朝活するなど、
自分だけではない仕組みを作らないと
昼間で寝てしまいます。
理由②監視の目がない
会社では上司の目、部下の目があり、
やらなきゃいけない状況にさらされ、
進捗報告とかで怒られないように
やっぱりやらなきゃな状況になります。
これも①と同じで、
仕組みづくりで解決です。
理由③創造力が低下する
問題はここです。
起業家の価値は創造力です。
安心してひとつのことに集中できるとき
人の創造力が最大限に働きます。
不安がある中では制限されます。
一方、時間など、
何か制約がある状態で
人の創造力は良く働きます。
何やってもいい、自由、
と言われたら、
途端にアイデアが出なくなります。
「家の中でできること」
とか制約あった方が
アイデア出てきますよね？
つまり、
a. 安心して仕事ができる状態
b. 何かの制約がある状態
これが理想の状態です。
もちろん、
完璧なタイミングなんて
一生に一度もないんですが、
多くの人にとって
これがどういう状態かというと
本業がある状態です。
安定した収入があって
最低限の生活が保証されている。
そして、時間制約があり、
自動的に短い締切がある、ということ。
ちなみに、理由①の
生活リズムの観点でもそう。
あとは、理由②の対策で、
作業する際にzoomなどを使って
遠隔でも仲間と一緒にやるとか。
これで①②③解決です。
副業として起業することって、
マイナス面を見る方が多いのですが
案外良いことばかりなんですよ。
