新卒では大企業に入り
アメリカ勤務も経営企画も経験し、
結構がんばったつもりです。
そしたらネット起業で死ぬほど苦労した。
会社員時代はたくさん苦労もしました。
1年間ずっと
怒られ続けたことがあり、
鬱になりかけたこともあります。
それでもしがみついて
がんばった甲斐もあって、
会社を辞めるとき
送別会を21回もやってもらいました。
それも、役員から直接誘って頂けたり、
最終日には社長がわざわざ
社長室に呼んでいただいたり。
最終日に拍手で送り出してくれたとき、
本当に嬉しかったです。
が、そんな栄光は
一瞬で崩れ去りました。
ネット起業家になった瞬間、
まったく稼げなかったんです。
集客できないしセールスも失敗する。
だから1円も稼げない。
やってもやっても
うまくいかない。
本当に辛かったです。
それでも諦めなかったのは
やらなきゃいけない理由が
僕ではなく家族にあったから。
そして、あるとき。
覚醒したかのように急に成果が出ました。
一度コツをつかんだら早くて、
さくさく集客もセールスもできるようになり
月100万超えは当たり前になりました。
今は、会社員時代とはまったく違う考え方を
自然と使えるようになりました。
それは、理論と感情論の使い分け。
B2Bでは、
数字で表現することが求められます。
その数字を導くための理屈が、
端的に一文で表せること。
これが極めて優秀かどうかの差です。
エグゼクティブサマリーとして
1枚で5年計画とメリデメと
スケジュールを表現する。
端的であれば端的であるほど良い。
そこに感情は出てきません。
楽しいとか不安とか、
そういうのは邪魔です。
不安を解消するために
理論武装して理屈で納得するんです。
ところが、B2Cはというと、
感情論が極めて大切です。
不安を喚起して、
その不安を解消しつつ
理想の状態を手に入れるための
方法を提示する。
ここで、集客ができるのも、
商品が売れるのも、
ざっくりと言えば
コピーライティングのおかげなのですが。
じゃあそのコピーライティング、
つまり文章を書いて
何をしているかというと、
感情の揺れ
を作っています。
感情の振り幅が大きければ大きいほど
人は行動を起こします。
つまり、B2Cとは
感情の揺れを作る仕事。
最終的に、
おいしいとか、嬉しいとか、楽しいとか、
そういう快の感情を喚起させます。
数字比較なんかしても、
そのことがお客様自身の不安とか悩みに
明確に直結してることでなければ、
一切売れなくなっちゃうんです。
感情とかよくわからないもの、
と思っていましたが、
ここにビジバシフォーカスすれば
その瞬間にビジネスが安定しました。
じゃあそのためには
何が必要か。
マーケティングです。
実はちゃーんと、
理屈があります。
理解すれば、
実は全部理論的なところに
立ち戻ることができます。
でも、理論派バリバリの男性には
感情で集客したりセールスするのが
どうもうまくできない。
だからこそ、B2Cは女性が強い。
女性の口コミに頼ったり、
女性の意見を採り入れたりする企業は
売れる。
とかたまにあるのは、
実はちゃんと意味があった。
女性起業家は成果が出るのが早め。
バリバリ会社員より
主婦の方がさくっと成果出る。
法人向けの会社員と
人を相手にする起業家は、
まったくフィールドが違うんです。
これを理解しないまま、
「俺は会社員として活躍したんだから、
学歴とか経歴が浅い人が
ネットで稼いでるなら、
俺なんて余裕でできるはず」
なーんて空自信振りかざしてると、
売れないまま、挫折します。