パリのノートルダム大聖堂が火事・・・
もちろん行ったことがあります。
ステンドグラスや壁紙、装飾が
本当に見事な場所でした。
僕がノートルダム大聖堂を見た日は、
ボジョレーヌーボー解禁日でした。
みなさんはご存知ですか?
ボジョレーヌーボー解禁日のパリの様子を。
本場はすごい盛り上がりだろうと思うかもしれませんが。
実はまったく盛り上がってません。
みんな知らないくらいのレベルです。
ほとんどの店にボジョレーは置いてません。
いろんな店を見て歩き、1店舗だけ、ボジョレーを祝いまくってる店がありました。
有志の生演奏舞台までいて
(しかも街中を演奏しながら歩いてきた)
ちなみに現地のスーパーでも小さく1カゴあるくらい。
実はボジョレーヌーボーの輸入が
一番多いのは、日本。
輸出全体の約5割を占めます。
日本はまだまだワインを好んで買う人は少なく、
「解禁」とか「できたて」というのが
日本人にマッチすることと、
これを機に
ワイン需要を増やせないかという
大手の思惑が重なって大量消費されています。
そもそもボジョレーヌーボーは、
ワイン醸造家が
その年のワインの出来を占うための
フランスワイン全体の「試飲」のために
作っていたもの。
だから「解禁日」が決まっている。
ちなみに味はどうかというと、
パーティフードとあわせやすい軽く華やかな味。
ガメイというブドウ品種を使い、
その年に採れたものをすぐにワイン化する
特殊な製法で作られたワインです。
僕には軽すぎて物足りないので、
わざわざ買ったりはしません。
店にあっても飲まないレベル。
日本での常識や思い込みは
本場や海外では異なる。
ボジョレーは雑学かもしれませんが
他のことを知ることで、
日本のことをより深く知ることができますよ。