ビジネスノウハウ

起業して成功する人と、しない人の違い

まずは無料でやってみて、実績を積んで
少しずつお金になるようにしていきたい?

はい、一生稼げません。それに、
誰の人生も1mmも変えられません。だって

無料だからです。

無料の情報は
たくさんの人に届くから、
良いことを書いたら、何か少しでも
誰かのためになったらいいな。

はい、誰ひとり、
そんな情報に見向きもしません。

そしてそんな情報に
1円の価値もないです。

はっきり言って、時間のムダ。
書く方も、読む方も。

「私だって、いちおう勉強してきました。
この知識は誰が知っても得になります」

「友達には、すごいねって
言ってもらってるんです。」

「これでも会社で10年やってきていて
お客様からも評価されてます。」

あなたはおそらく、
価値を提供できる人だと思いますし
僕はそのことに敬意を表しますが、

そんなことは1mmたりとも関係ない。

もう一度言いますが、
時間の無駄。

なんなら。

あなたのその分野で
1分たりとも経験がない僕が

あなたよりも売上を出したり
あなたよりも人を行動させることだってできる。

そんなバカな、と思うでしょう。

3つの例をご紹介します。

まず、ひとつめ。

もっとも高額で売れる曲を作った
現代のバイオリニストであり、
ニューヨークでも著名な
ジョシュア・ベル氏。

彼は1席100ドル(1万円超)の
コンサートで拍手喝采を浴びた翌日。

コンサートで使ったものと同じ
3.5億円のバイオリンを持って
ニューヨークの地下鉄の駅で
朝の通勤時間に演奏を始めたら。

1時間の演奏時間中、
ほとんどの人が見向きもせず、
ほとんど投げ銭も得られず
誰にも拍手されずに、
その場を立ち去った。

立ち去った人たちは
とんでもない損失をおかしていますが
そのことに気付いてもいない。

仮にあなたが
その分野で日本一の知識を持ち、
大学で講義するような内容を書いても
誰も見向きもせず、
誰の行動も変わらないのです。

どんな価値を持つものであっても、
無料であったり、
価値が感じられない見え方では
誰も価値に気づかないということです。

気づかなければ、
それは無価値なのです。

気づいてくれるのは、
あなたのことを
すでに知っている人とか、
その知識について、
すでに知っている人だけです。

友達に良いと評価される。
その分野の人に評価される。

でも、
ネットで見てくれた
誰かの役に立ったら良いな
には1mmくらいしか貢献しません。

ふたつめ。

スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツ。
説明するまでも無く、
AppleとMicrosoftを作った偉人ですが、
彼らに共通していたのは

ハッタリ

でした。

ビル・ゲイツが
BASICを開発したときも
Windowsを開発したときも、

発表をしたときには
なにひとつ開発をしておらず、
そこから設計を開始して、
完成させています。

スティーブ・ジョブズは
投資を受けるときに、
額をどんどんつり上げたり、
Appleを開発したときも
その単価をどんどんつり上げたり。

一般的には高いと感じる金額を
提示されても、
価値はそんなもんじゃない、
というハッタリを繰り返し、

大きな成果を上げています。

ふたりとも、
そもそも何も無い状態とか
価値が認められていない状態から
価値を上げまくっているわけです。

余談ですが、

ハイブランドを目指すブランドが
名前を知られていない頃に
何故こんなに高いのか、
と質問をされたら

「だって●●ですから」

とブランド名を回答する、
という話があります。

知ってないわけにはいかない、
という風にすることで、
それ以上の質問を許さず
「そうか」と
納得させつつ、
興味を持たせるという。

これも、ハッタリ。

つまり、
その瞬間の価値など
微塵にも関係ないのです。

後から
ちゃんと何かを提供し
納得してくれれば
OKなのです。

でも、
知りもしないのに
経験も無いのに
価値は提供できるのか。

3つめの例。

外資の
大手コンサルファームといえば

アクセンチュア
PwC
マッキンゼー
ボスコン
デロイト

などなどありますが。

ここに挙げたうちの
半分以上に知り合いがいます。

そんな彼ら彼女らに聞いたこと。

プロジェクトに
アサイン(配属)されたとき。

顧客企業が、
銀行でも、自動車でも、
通信でも、広告代理店でも、
なんでもよいですが。

その業界のことを
まったく知らないことも
あるそうです。

その顧客の業務改善なんかを
請け負っていたとして、
微塵にも知識が無いのに
1人月300万とか500万とか
もらうわけです。

で、まずやること。

その業界の本を20冊読む。

そして知識をたたき込む。

あとは、
論理的思考を駆使し、
いろんなフレームワークや
ITのシステムに当てはめる。

そして、
投資対効果をはじく。

これだけで、
社長や役員と
対等に会話ができるわけです。

その業界の業務を改善するのに
その業界の業務を知らずに
自分たちの土俵上に引き込む。

それでも
説得力を持って会話でき
きちんと行動を起こさせ、
効果が出せるわけです。

だからこそ、
大きな利益を上げ続けています。

そして、最後の例。

ライザップ、
言わずとしれた
ダイエットをさせる会社です。

「結果にコミットする」
で有名ですよね。

一方で、
高額であることも
また有名です。

ところで、
ライザップで
採り入れられている方法は
ググれば
いくらでも出てきます。

高額のお金を
払わなくたって、
無料で情報が手に入ります。

でも、誰も痩せないんです。

なぜか。

お金を払っていないからです。

高額のお金を払うから
途中で諦めにくく、
行動を継続するから
痩せることができるんです。

「結果にコミットする」のは
ライザップでもありますが、
実は支払者本人です。

自分の結果に
コミットしているから
高額のお金を払うんです。

お金とは
支払う側にとっても
受け取る側にとっても
覚悟の対価です。

高額をチャージすることで
行動と継続を促し、
受け取った側も、
逃げられないので
真剣に対応する。

だから、成果が出る。

まとめます。

バイオリニストの例で、
その人が持っている
価値の有無は、
受け手にはわからない、
と言いました。

スティーブ・ジョブズや
ビル・ゲイツの例で、
その瞬間にモノが無くても
ハッタリでも
大きな価値と信じさせて
売ることができる、
と言いました。

そして、外資の
大手コンサルファームの例で、
自分の持つ別の知識を活用し
知らない分野のことだって
即座に補って
価値を提供できる、
と言いました。

ライザップの例で、
高額をチャージすることで
行動と継続を促し、
受け取った側の逃げられない
真剣な対応を引き出し、
結果として成果を生む、
と言いました。

で、
冒頭に言いました。

僕は
あなたの得意の分野で
1分たりとも経験がなくても

あなたよりも売上を出したり
あなたよりも人を
行動させることだってできる。

ハッタリですが、
ハッタリではありません。

こういう行動ができる人が
起業して成果を出します。

ここまで読んで
面食らった人は
ビジネス降りた方が良いです。

ここまで読んで
悔しいと思った人は
ぜひガツガツ
チャレンジしてください。

僕はがんばる人を
とことんまで応援します。
見捨てません。

こんな熱くて長い文章を
読んでいただき、
ありがとうございました。

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