長い付き合いの女性から相談。
サークル活動で仕事を依頼されたけど、
その人が嫌すぎて、やりたくなくて、
どうしたらいい？って相談。
今日、僕が言いたいのは
その答えではなくて、
結局は感情が物事を決める
ということ。
万人には当てはまりませんが、
女性は感情で考え、
男性は理論で考える傾向にあります。
しかし、
意識する考え方はそうであっても
結局は感情が物事を決めています。
男性は考えてる風でいて、
多くのことは理論で処理しながら、
大事なものほど感情を優先し、
女性は感情が全面に出ます。
でも、ほとんどのことに
正解なんてありません。
多くの場合、
万事悩むことなくOKなんてことはなく
ある部分を取れば、
ある部分を捨てることになる。
「決断」って、
何かを決めて、何かを断つことだから。
だから、
これにする！
でもこれも諦めたくないなぁ。
なんて割り切れない状態になる。
だから、その答えに不安になって、
仮に自分の答えが決まっていても
誰かに相談したくなります。
今回の相談は、
別で相談した女性が、
全部肯定してくれたけど
本当にそれでいいのか怖くなり
冷静な意見を求めて
男性である僕に相談してくれた。
感情が暴走すると、
物事はとっちらかる。
だから、感情抜きに
その整理をしてほしいというお願い。
感情として
共感できるところは
たくさんあって、
感情面ではこうだよね、
理屈だけで言えばこうだよね、
でも、素直に理屈として
正しいことをやるのは
その後の気持ちがついてこないよね。
じゃあ、
ここまでなら折り合いつけられる？
という交通整理をしていく。
とやっていて、
ふと思ったのですが。
これってコンサルですよね。
僕が考える
コンサルタントという仕事って、
「クライアントの決断と行動を支援し、
決断させ、行動させ、結果を出す」
です。
ただ無責任に
あれこれ意見を言う批評家でもなく、
勝手に決断を押しつける人でもない。
情報を提供したり、
背中を押したり、
時には壁となって立ちはだかって
行動を止めることもできる人。
特に個人起業家の決断は、
感情抜きには語れません。
だから、感情に寄り添い、
第三者のプロの視点から意見し、
背中を押す。
理屈の面だけで言っても、
人それぞれビジネスが違いますし、
正確も環境も違います。
感情を入れれば、なおさら人それぞれ。
ひとつひとつほぐしていく。
そして、最後は
緊張から解放された笑顔になる。
つらい決断が必要なこともある。
でも、目先のことじゃなくて、
結果として良かったことを選びたい。
そんな真剣な想いがあるからこそ
相談してくれてるんだと思います。
だから僕は、それに応える。
